「ほんわかあったかぁい」気持ちになれる場所になりますように・・・♪
6月23日
2010.06.24.Thu 23:53
昨日6月23日は沖縄戦が終わった日、「沖縄慰霊の日」。
それに合わせ毎年上映されてるという 「ひめゆり」という長編ドキュメンタリー映画を 稽古前にみんなで観に行ってきました。 朝の9時すぎの回、たった一回きりの上映。 小さいめの会場が満席でした。 13年の時をかけ、ひめゆり学徒隊の生存者が 戦争体験を証言するという、とてつもなく残酷な 現実をつなぎ合わせた作品ということで 観る前からとても緊張でした。 10代の少女たちの身に本当に起こった 想像を絶するむごすぎる体験、 思わず目を覆いたくなるような映像もあったり・・ ひめゆりのおばぁたち、一人ひとりの言葉に 涙が止まりませんでした。 観るだけでものすごいエネルギーを使いましたが たくさんのものをいただきました。 観て本当によかった。 知らなくてはいけないこと。 終わってからみんなで目を腫らしながら 走って電車を乗り継ぎ稽古場へ。 この日の稽古はどのシーンやっていても重なり 涙がじんわりしっぱなしでした。 「映画の完成を待たずに3人の証言者が亡くなっている。 ひとつひとつ私たちは失くしていく。 全てを失くす前に叶えたい。 ”忘れたいこと”を話してくれてありがとう。 ”忘れちゃいけないこと”を話してくれてありがとう。」 パンフレットに書いてあった言葉。 ひめゆりの作品に縁あって参加させてもらえる私たち。 少しでも伝えなくては。微力ながら。 舞台のひめゆりも頑張ります - | -
続・沖縄
2010.06.11.Fri 00:41
ということで行ってきました、沖縄。
みてきました、ひめゆり。 以前もこのひめゆりの資料館は行きましたが とてもツラく、見終わったあと外に出た時の空の青さがさらに哀しさを増したのを 記憶しています。 そして今回はもっとひめゆりに近づくために ヘルメットと懐中電灯で入るような、実際の陸軍病院や壕にも いってきました。 (陸軍病院といっても暗くて狭い洞窟で この日も雨で下がぬかるんでました。 当時もこの梅雨の時期。蒸し暑く息がつまる空間でした) ガイドの方がついて下さり案内して頂きましたが ひめゆりの舞台にでるということで 通常20分でまわるところを1時間以上かけて たくさんお話してくださいました。 本当に、ここにはとても書けないような、 耳をふさぎたくなるような内容、強烈な体験でした。 たった65年前にここで、この日本で起こった真実。 私たちよりずっとずっと若い年頃の夢多き女の子たちの身に、 そしてひめゆり学徒以外の、たくさんの人たちの命・・ 「戦争は全ての人が被害者。 誰が悪いといってるわけではない、 戦争の事実を私たちは伝えてるんです」 とおっしゃってました。 できるだけの事をこちらに伝えようと 時間過ぎてもたくさんのお話をしていただきました。 何度も涙ぐみながら。 伝える使命。 風化してはいけない真実を 本当に微力ですが、少しでも「ひめゆり」の舞台を通して たくさんのお客様に届けることができるように・・ この沖縄での体験は絶対忘れません。 あと一ヶ月足らず。 「ひめゆり」の舞台を大切に 作りあげていきたいと思います。 暗い洞窟からでた時の、明るく爽やかな空と風。 心から現代の平和と幸せを感じました。 - | -
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